11月9日

 総合的な学習  
 

    2002年度から導入される新学習指導要領の目玉何と言っても、総合的な学習。
       幼稚園教育要領案及び小・中学校学習指導要領案について  を見てください。
    総合的な学習が急に出てきたわけではありません。いままでオープンスクールや個性化教育、情報教育など今までの地道な実践が認められ、21世紀の日本の教育の中核となったわけです。生きる力を養うのが目的ですが、生きる力・・ってなんでしょう。これも考えなくてはいけません。
 

    今年度から学習指導要領の移行課程に入り、さらに総合的な学習を前倒しで実施する学校が数多くあります。
    板橋第一小学校でも今年度から年間35時間程度の実施します。
    板橋第一小学校では、総合を1と2に分けました。総合1は、一人一人の子ども達が自由に課題を設定し追求する。総合2は、外国語で外国人講師を招いたり、TVを見ています。
    総合1がたいへん。教師1人で バラバラな課題に取り組む子ども達に対応しないといけません。教室にいる子ども、パソコンいる子ども、校庭や校外にでる子どももいます。それらを1人ですべて対応です。
 
     私のクラスの子ども達の総合の課題一覧表
    授業で使っている子ども達の進度カード 毎時間授業のはじめと終わりに書いて提出する
  毎時間このカード1枚は書こうと言っている
 

    従来の学習と総合的な学習の決定的な違いは、各学校がカリキュラムを作成すること。
    これはとても大きなこと。今までは、学習指導要領にのっとった教科書を教えていればよかったのですが、学習すべてを学校独自に考えなくてはいけない。 私が、立教大学で授業を初めて3年目ですが、大学の授業はすべて自分で考える。いままで教科書と教師用指導書に守られてきた自分に気がつきました。自分でカリキュラムを構成することの大変さを実感しています。大学の先生方はすごいと感じました。

     総合的な学習に関しては、講義の際にプリントを配ります。

     総合的な学習らんど (国立教育研究所 文献情報研究室:Educational Research Literature )がインターネットで総合的な学習についてがお勧め。

    私の実践として最近のものでは 昨年度の4年社会の「東京を紹介するホームページを作ろう」
    情報教育の分野になると思う。公開授業当日の指導案です。
 
 



  総合学習と開発教育 立教大学教育学部の田中治彦先生が論文を書かれていました。歴史的な流れや広い視野から論じています。

 「総合的な学習」メーリングリスト  興味のある方はどうぞ。



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