環境教育ネットワークを活用するにあたり、学校やパソコン室のインターネット環境を最適化し児童が快適に学習できる環境を構築する必要性がある。また、学校のITを進める必要もある。
インターネットの現状
板橋区立板橋第一小学校では、1996年よりインターネット接続を行い、授業で活用してきた。近年、インターネットの学習に有効な素材・サイトが増えており、子ども向けのものも多く、多くの学年で活用している。

 しかし、子どもに分かりやすく綺麗にするために画像が多く使われ表示に時間がかかる。
例えば
 NHK教育TVを15分視聴後、パソコン室でそのホームページから発展学習を行うとする。 学校放送ONLINEから 地球たべもの大百科 のページをパソコン室の10台のコンピュータは表示するまで10分以上かかる。これでは授業で使いにくい。
世界の国旗でいいホームページがある。 東京旗商工業協同組合 しかし、ものすごい画像の量。表示に膨大な時間かかる。
 

なぜ遅いのか
みんなで一斉にインターネット接続を行うと校内は10〜100Mという速さでデータが流れるが、学校とエコポリス間はISDN回線で0.064〜0.128という速さであり、大渋滞が起きている。
 授業でインターネットを使う場合、同時に同じホームページを見ることが多い。すると同じデータを大量に取り入っている。そこでキャシュサーバを入れることにより、多くの場合この問題が解決できる。

キャシュサーバーは、一度読み込んだデータは、読み込みいかずに自分でコンピュータに返す。これにより、遅い電話回線部分を使わないため、校内のインターネットが見かけ上高速化できる。



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