校内LANの構築

 校内・パソコン室のLANをいかに構築し、学校のIT化を推進するこを目的とする。

 方法
インターネットの高速化
        授業でインターネットを活用する場合、一斉に同じホームページを見ることが多い。
        子ども向けのホームページをはじめとして最近のホームページは画像が多く、1本のISDN回線でのインターネット接続では、10台上のパソコンで表示されるまで時間がかかる。そこで、エコポリスセンターでも使用されているキャシュサーバーを校内におき、回線使用の無駄を省き見かけ上の高速化を行う。
校内LAN
        校内のどこからでもインターネット接続が出来るように、校内にLANをはる。
 
 

これが板一のパソコン室の心臓部
 このホームページの画像は、1万のフラシュ内蔵デジカメ(消耗品で買える!!CASIO LV−10で撮影しました。

 板橋第一小学校では、パソコン室が設置された96年9月より、児童はフロッピーを使うことなくすべて教師機(親機)でデータを管理するようにしており、ハードディスクを4G、2Gと6G増設してるが不足気味である。データは、windowsのネットワークコンピュータで共有している。

キャシュサーバー
  キャシュサーバーの原理は、パソコン室のどこかのパソコンがインターネットで見たホームページを保存しておき、次に同じホームページを見ることがあれば、わざわざインターネット経由で見ることせずに、キャシュサーバーからそのパソコンにデータを送ります。外部に接続することなくみれますので、かなり高速化します。環境ネット自体も同じ原理で動いています。数MBの動画のファイルも瞬時に転送されます。
 エコポリでも使われているキャシュサーバーソフトウェアは、SquidでUNIX上で動く。
 そこで、本校ではLinuxまたはFreeBSDを使い動かすことを試みた。

 初代キャシュサーバーは、2000年4月より動き始めた。
 NECのPC9821XsにFreeBSDのインストールに失敗したので、NECのパソコンでも唯一動くLinuxであるPlamo Linux 1.4をインストールしSquidを動かした。(PentiumODP 83M)
 しかし、問題点があった。
 コンピュータからインターネット接続を行うと1度エラーが発生し、リロードするとつながると言う現象が起きた。この現象は、ネットワークカードやネットワークなどの相性の問題があるようだ。
 しかし、初代は夏休みを乗り切ることが出来ずハードディスクがダウンした。
 ハードディスクの交換と共に Plamo Linux 2.0 及び 2.1のインストールが動くいかなかった。

 現在の2代目キャシュサーバーは、Celeron 300Aを522MHzで動かし、Red Hat Linux 6.2で動いている。HDDは学校の近所で購入した1.2G中古1000円のもので動いている。CD-romも1K。(パーツ類は、私の家で遊んでいるもので作った)
 初代に比較しかなり高速で動いていること、DOS/Vであることから 初代のようなエラーも発生せずに快適に動いている。 

 Squidに関しては
  Squidメモ Squid Squid Customize at home squid 1.1.20  proxy
 を参考にした。

Linuxを起動しSquidを起動する。Squidを自動に起動することも出来るがまだやっていない。さらにSAMBAを起動を目指しているが、時間的な制約でなかなか進まない。
 
 

HUB
 近年のHUBの値段も下がり消耗品で購入できる範囲でスイッチングHUBが購入できる。16ポートでも2万以下である。
 校内LANを構築するに場合、パソコン室を中心に校内の各所にHUBを設置する必要があり、階層的なネットワークとなり中心はスイッチングHUBを入れた方がトラブルガ少ない。
 スイッチングHUBのメリットは、同時に空いているパソコン同士の通信が出来る。
 普通のHUBでは、1台がLANを使用していると他のパソコンは使用できない。同時に使用するとデータの激突が起こり回線の効率が落ちる。スイッチングHUBは、うまくデータを交通整理してくれる。

校内LAN

板橋第一小学校のパソコン室は校内LANに最適であった。 左の写真は、パソコン室の天井付近である。パソコン室は、2階にあるが 1階・3階への配管があった。4本の配管は、1本だけセコムが使っていたが他は空いていた。さらに校舎は横にTVの同軸ケーブルが通っており、教室間の壁に穴が空いており苦労せず線が通せた。
 

3階の教室にあるHUB。3階はここからさらに他の教室のコンピュータへつながっている。
青い線がネットワーク。教室の壁も簡単に越えることが出来る。

教室の壁づたいに線は延びている。

教室でインターネット接続が簡単に出来る。 授業の中で使い時にいつでも子ども達がインターネットを使える。

プリンターサーバー
 板橋第一小学校では、96年よりプリンター切り替え器ない。ネットワークプリンターとしてプリンターを使っている。
 さらに

 ネットワークに直接プリンターをつなげることが出来る、プリンターサーバーも1万以下で購入でき、子ども用のパソコンの負担なくネットワークプリンターが使える。 プリンター後ろの部分がそれである。プリンターサーバーを設置するためにパソコン室内のもHUBを設置した。